フレフレハハのあがもが記録

わが子の家庭学習とかをあがきもがき応援する様子をお届け

学校の制服

今日は学校の制服について書いてみます。

わが子が通った小学校は制服はなく、

体操服はありましたが私服でした。

中学校は公立で、ごく一般的な制服でした。

そして今年入学した高校も制服があります。

 

制服があると毎日何を着るか悩まなくてもいい

公平で平等なので道徳的にいい

帰属意識が高まり、愛校心につながる・・・

などが制服のいいところ、ですかね。

 

でも、ここまでわが子と学校生活を見てきて

現状の制服については

それ以上にマイナスなとこあることない?って思います。

 

まず値段が高い。

今まで『どうせ業者がもうけるためでしょ?

だって売り込まなくったってたくさん買ってもらえるし

競合もほぼないし。』って思ってました。

ところが今年目にしたニュースに驚きました。

ある制服販売業者が売った制服が、入学式に間に合わなかったとのニュース。

理由や背景を調べると、どうやら受注予測が甘かった、とのこと。

さらに調べていくと学生服を扱う業者の休廃業が増えている、と。

 

理由はまず1つに少子化。

これはわかりやすく納得。

あとは年々合格発表が遅くなっていたり

私立高校無償化制度が始まったりで

進学先が多様化して受注が予測しにくくなっているとのこと。

改めて考えてみれば、制服は

入学するときにしかほぼ買わない(売れない)ので

仕入れすぎると1年間在庫としてかかえることになる。

入学時のピンポイントの売り上げで

その年の業績が決まってくるってこと?です。

そうなればできるだけ在庫かかえないように仕入れて

実際は需要が上回った、ってのはまぁあるのかな、と思う。

となると誰が喜んでるの?って思ってしまう。

 

そして制服、機能的にも決していいとは言えないと思うのですが。

生地は固くて動きにくいし重い。

洗濯だって気を使うしシャツはアイロンが必要だったり。

その上今の世の中多様性とか個性とか言ってるのに。

 

だったらもうちょっと安くて着心地がいいものを

全国的にゆるく統一して

学校としてのアイデンティティーは

ネクタイやリボンとかワッペンとかわかんないけど

一部の小物とかで表すってのはだめなのかな、

って思ったり。

なんか縛られて管理されて窮屈なイメージが学校にある

原因の1つは制服にもある気がするし。

 

だれが何をすればこの状況を変えることができるのだろう…。