フレフレハハのあがもが記録

わが子の家庭学習とかをあがきもがき応援する様子をお届け

受験英語とコミュニケーションのための英語

夏休みも終わり涼しくなってくると

受験生には着々と本番の冬が近づいてる感があるこの時期。

 

去年の今頃はそんな感覚をひしひしと感じていた気が。

中3生、がんばれ!

高3生、がんばれ!

そして我が家も2年後

再びその感覚を感じざるを得ない状況になるんだろうと思うと

胸がギュ っとなる今日この頃。

 

小4頃からしてきたわが子の家庭学習の伴走。

伴走は現在も進行中だが

英語学習について少し。

 

渦中のわが子も言うくらいだれもが思っているのに

どうにも変わらない中高の英語教育。

『学校で習う英語って最後の方に習うややこしい文法とか

           使わなくても普通に会話できるよね。』

英語って他の国語、数学、理科、社会と比べて

違う要素を含んでると思うという持論。

他の4教科は正直日常生活で役立つことは多くはない。

(そんなことない、っていう意見もあると思うが)

けど英語は『コミュニケーションができる』という

できるかできないかで結構生活が変わるほどの要素を持ってると思う。

 

受験のための勉強、

いわゆる小中高の学校で行われる授業内容って

ぶっちゃけ、受験という大会のためのもの。

学校で習う内容+発展させた問題を

どれだけ早く正確に解いて高い点数をとれるかという受験大会。

その大会に向けて上手に過ごした人がだいたい合格するという大会。

そんな大会の種目の1つとしての英語

人とコミュニケーションをとるためのツールとしての英語

同じものとみなそうと思うところにそもそも無理がある気がする。

何年も前から2つを同じものにしようと

前者を後者に何とか近づけようとしてる。

ほんとに同じものにしようとするなら

結構学校の英語教育を根本からひっくり返さなきゃいけない気がするが…。

 

じゃ実際この大会に参加するであろうわが子が

どうやったらいい結果をのこせるかを考える。

でも大学入学後に必要なのは明らかに後者の英語。

ならできればコミュニケーションとしての英語も

できるだけ早く学習してほしい。

そうなると、わが子に『英語』を学ばせようとするとき

別の角度からのアプローチが必要になってくる。

 

インターに通っていない、周りに英語を話す人がいないなど

いわゆる普通の人が、高校生までの間に後者の英語学習をするには工夫が必要。

日々途切れなく耳や目から英語を入れて口からや書くことで英語を出して

体にしみこませる工夫。

もちろんこの工夫をして、あるいはしなくても他の方法で

コミュニケーションとしての英語を習得する人もいる。

私もあわよくば前者後者両方わが子にさせたいと思う。

受験大会主催者が前者を後者に近づけようとしているという動きを知ると

余計に後者もさせたほうがいいと思えてくる。

しかし2022年現在、自分が20年以上前に中高でやった受験英語に比べて

今の受験英語がコミュニケーションのための英語に近づいたという感覚はない。

そうなると大学受験まではどうしても前者の受験のための英語学習が優先。

 

愚痴に近いただのつぶやきになってしまったけど (;^ω^)、

昨年の高校受験までに伴走してきた中学の家庭学習の様子を

このブログに残して、誰かの何かになればいいかな、と。