フレフレハハのあがもが記録

わが子の家庭学習とかをあがきもがき応援する様子をお届け

知識つめこみの入試は変わっていく?

なんとなくネット上で目に入った記事。

『筑波大学が入試の2次試験を面接、小論文重視へ』

というニュース。

5年後をめどに、という計画で、

高2のわが子にはあまり、というかほぼ関係ない話だし、

筑波大学をめざせる学力は現状ない(ごめんわが子)ので

まぁ『ほぉー』程度の感情なのだが、

印象としては、『そりゃその方がいいんじゃね?』

といった感じ。

共通テストと違って、

せっかく大学ごとに欲しい人間を

選ぶ目安にできる試験なのだから

話して人間的にどんな感じの人なのか、

どんな文章を書くのかを見る方が

まだましな判定方法なのではないかと

ど素人のわたしも思う。

けど問題は、採点のし方と時間かな。

誰がある程度どういう基準で採点するのか。

あと、10人から数人を選ぶくらいならまだしも、

志望者何百人から何十人を選ぶ・・・とかになると

そうそうすぐに採点して選ぶことは大変。

だけど、そろそろいいかげん

どれだけたくさんの知識を詰め込んで

どれだけ速く正確にアウトプットできるか大会、

の入試で大丈夫ですか? ってことに

気付いて変わっていくのかもな、ってなってるのは

日本人として喜んでいい気がする。

今まで詰め込み知識重視だった他の国も

違う形の入試にかわってきているような話も聞くし。

でも私的には、さらにもっと人間性とか

興味や適性を見るのであれば

高校時代の過ごし方や物事への取り組み方を

少し時間をかけて判定するようなやり方も

できないものかな、と思う。

試験日一発判定にするから

どんな他の能力をもった人間よりも、

覚えるべきことをどれだけたくさん効率的に

頭に入れて、速く正確に紙の上に表現できるか

という能力に長けた人間がよしとされる。

そんな人間って、

『これ覚えて』って言われたことを

素直に自分の興味や欲望をできるだけ抑え我慢し、

要領よくたくさん記憶できた人間。

いろんな業界で今後の日本を引っ張っていける人間かどうか、

とは少しずれるのではないかと思う。